Dr.STONE(ドクターストーン)の世界観から考える ― 6,000年後に残っていそうな物
― 文明は消えても、モノは語る。妄想で掘り起こす“失われた遺物たち” ―
どうも、名ブタです。
ジャンプ連載当時、『Dr.STONE(ドクターストーン)』は素直に楽しく読んでました。
特に前半の「科学でゼロから文明を再構築する」部分は、シヴィライゼーションや歴史ストラテジー的な都市建設ゲームの感覚もあってワクワク。
性格的に粗探しはしない方なんですが……今になって冷静に考えると、6,000年後でも現代文明の痕跡って、もっと残っててもおかしくないよな? という話です。
前提条件
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人類が石化して6,000年経過
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富士山をはじめ、複数の噴火や自然災害は発生
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石化人間は地表に残っている(=堆積は浅め)
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大都市圏は完全に森や草原化
6,000年後でも残っていそうな物
1. ガラス製品
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瓶、コップ、破片は劣化しにくく、地中や遺跡から普通に出てくる
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火山灰や土砂に埋もれれば保存状態はさらに良好
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技術者カセキあたりが拾って工房に飾ってそう
2. 陶器・磁器
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皿や壺、瓦、タイルはほぼそのまま残る
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村の食器や祭具として再利用される可能性大
3. 貴金属アクセサリー
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金・プラチナは劣化しないので、石化人間の足元や近辺に残存してるか身に着けてる。
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村長や巫女、司帝国の有力者が装飾品として身につける
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ピアスや細いネックレスは留め具が劣化し落下するが、発掘で見つかる確率高い
4. 建造物基礎・石垣
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城の石垣やビルのコンクリ基礎は形の一部が残る
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高所や強固な地盤は集落や祭祀場の土台に再利用されやすい
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なんか名称がついて、信仰されるようになっても不思議じゃない
5. コンクリート・アスファルト残骸
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見た目はただの石や砂利でも、実は人工的に作られた層
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大都市圏では「掘ると変な石が出る土地」になっている
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区画整理されたかのような地形になってそうな気がする
6. 金属製の道具
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ステンレス鍋や包丁は腐食しても形を保ちやすく、村の宝物になっている可能性大
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刃物や器具として現役利用もあり得る
7. 看板やプレート
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素材によっては残ってるかも。塗装は消えてそうだけど、エンボス加工ならワンチャンありそう
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文字とかロゴみたいな形が残れば、興味を持つやつはいそう。
名ブタ的、あの世界の6,000年後のイメージ
地表は完全に森。
でも堆積物はそれほどでもないから、掘ればコンクリ塊やレンガ、アスファルト砂利がゴロゴロ出てくるし、アクセサリを筆頭にガラス製品とかの遺物も出てくる。
石神村みたいのがあるなら、かつての建造物の基礎や、出土する様々な遺物は再利用されるだろう。
そういった物に興味を持つカセキのような人間も居るのだから、文明レベルも、もう少し上がってそうな気はする。
まとめ
『ドクターストーン』の作中では、現代文明の痕跡はほぼ描かれません。
でも現実的に考えれば、6,000年後でもガラスや陶器、金属、石造基礎は残っていて、村や集落で再利用されている可能性は高いはずです。
描かれないのは物語上の省略。
もし作中にそういうシーンがあれば、もっと世界にリアリティが増したんじゃないかなと思います。
名ブタでした。
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