反高市に回る政治家は生き残れない
― 公明離脱と“世論の刃”が突きつける踏み絵 ―

どうも、名ブタです。
公明党が自民との連立解消に踏み切ったことで、「高市さんがピンチ」みたいな論調が一気に出てきたよね。
でもね、僕はぜんぜんそうは思ってない。むしろ今ピンチなのは──反高市に回る政治家の方だ。
冷静に見れば、高市さんの立ち位置は従来型の派閥政治とは違う。強烈な派閥の後ろ盾があるわけでもないのに(麻生さんいるけどねw)、ここまで党員票を集めたということは、それだけ地面に根を張った岩盤支持層があるということ。つまり、公明票が抜けたくらいで大きく揺らぐほどヤワじゃない。
逆に、公明票頼みで当選を積み重ねてきた議員にとっては話がまったく違う。彼らには“地力”がない。逃げ場もない。もし他党に移っても「高市に逆らった政治家」というレッテルがついてまわる。逃げた時点で“裏切り者”扱いになるのがオチだろう。
トランプ外交の席に、誰が立てる?
高市さんは、いま国内で強い期待を背負っているだけじゃない。アメリカ大統領であるトランプとの関係が良好という点も大きな要素だ。
これから日本外交にとって、「誰がトランプの交渉の場に立つか」は極めて重要になる。
反高市派の政治家が首班指名で勝ち取ったとして、その人物にトランプがどこまで信頼を寄せるだろう?
おそらく、石破政権のとき以上に冷遇される可能性が高い。
日本の国益を守るうえで、外交カードを持たない総理ほどリスクの高い存在はない。
つまり、今このタイミングで高市さんを外すことは──内政だけじゃなく外交面でも巨大なリスクを背負うということなんだ。
いま総理になってもババ引くだけさ。こんな状態でも総理をやりたいのは、せいぜい石破さんくらいだろうね。
首班指名は踏み絵の瞬間
仮に首班指名で高市さんが総理にならなかったとしても、それは「終わり」じゃない。
いや、正確には──もうすでにデスゲームは始まっている。
国民の空気と党内の力学がズレた状態では、政権は長くもたない。これは歴史が証明している。国民の熱が別方向にあるときに派閥政治で総理を決めても、結局はすぐに壁にぶち当たって、解散総選挙になる可能性が高い。
首班指名は勝敗じゃなく“踏み絵”の一部だ。
反高市派はもう針の筵に座らされている。
世論の流れが「高市 vs 反高市」という構図になったいま、誰がどちらに立っているかはすでに記録されている。
刺客が立たなくても、落ちる人間は出る。
有権者はシンプルだ。「この人は高市を潰そうとした側か、支えた側か」──それだけで票が動く。
寝返るタイミングが命運を分ける
こういう局面では、裏切ったとか寝返ったとかが、選挙では意外と重要になる。
たとえば小泉旋風のときもそうだった。反対派の中で、早めに方針転換した政治家だけが生き残ったんだ。
首班指名後に「やっぱり高市さん支持します」なんて言い出しても遅い。国民はちゃんと見ている。
国民民主や参政なんかは、立ち回りがかなり難しい局面になる。
逆に、維新は今の空気を読んで自民に寄れば、票を伸ばす可能性もある。
公明がいなくなっても票は減らない可能性
公明党の離脱によって「自民の議席が減る」という見方もある。
でもね、僕はそうは思わない。むしろ逆に──票が戻ってくる可能性が高い。
まず、高市さんに期待して国民民主や参政党に逃げていた保守票が、
「高市総理」への流れの中で自民に戻ってくる可能性がある。
さらに、高市さんを守ろうとする国民の“防衛投票”が起きる可能性もある。
つまり、「裏金議員だから投票しない」ではなく、「高市さんを守るために投票する」ってやつだ。
それに、公明が離れることで、これまで手を出せなかった公明の選挙区に候補を立てられるようになる。
これも潜在的な議席の上積み要素になる。
もちろん気になるのは、公明が持っていたこなれた選挙ボランティアの消失だ。
これは確かに痛い。
けれど、その分、高市支持層の熱量が新しい形の支援に変わる可能性もある。
組織票よりも“熱量”が勝る場面は、政治の歴史にいくらでもある。
「昔、自民党をぶっ壊す!」って日本を沸かせた人がいたよねw
世論は派閥よりも強い
政治家にとって本当の恐怖は派閥じゃない。有権者の“空気”だ。
いまやその空気は、反高市派を悪役にした。
つまり、反高市に回った議員たちは針の筵の上で立ち往生している状態だ。
逃げ道はない。
メディアがどうあれ、SNSがどうあれ、選挙は「感情」で動く。
一度貼られた「裏切り者」のラベルは、選挙では致命傷になる。
まとめ:勝負はもう始まっている
「公明が離れたから高市さんはピンチ」なんてのは、ただの表面論だ。
本当にピンチなのは、反高市の政治家たちだ。
反高市に回ることで有権者の怒りを買うのは明白で、すでに彼らはデスゲームの真っ只中にいる。
派閥や利権では、この空気は止められない。
むしろ今、問われているのは「誰が高市政権の船に乗るか」だ。
首班指名は単なる節目なんかじゃない。
これは──勝者が誰かを決定づける瞬間になる。
負ける可能性があるのは高市さんではなく、反高市に回った政治家たちのほうだ。
この空気を読み違えた連中は、派閥に守られることなく、針の筵に座らされるように“波に飲まれて消える”だろう。
ところで、高市さんって、松下幸之助の薫陶を受けた人物らしいじゃん?
日本が誇る“経営の神様”松下幸之助の薫陶を受けた人物が、国が揺らぐこのタイミングで、まるで物語の主人公みたいに世に現れて波乱を巻き起こそうとしている。
こういう展開、正直ちょっと胸が熱くならないか?
──名ブタでした。
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