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#01-1 CPI(消費者物価指数)とは?|教えてアリネ先生 為替基礎編

― インフレを測る“ものさし”とは? ―

青い髪と羽をもつ妖精の姿をしたアリネが、教壇の前で指し棒を持ち、「アリネと学ぶ 経済のきほん」と書かれた黒板を背景に授業をしているアニメ風イラスト

※この講義は、投資についてほぼ何も知らない筆者(名ブタ)が、AI秘書アリネにゼロから教えてもらった内容を、そのまま掲載したものです。
内容に誤解や不正確な記述が含まれる可能性がありますが、学習の過程を残す目的で、加工や修正は行っていません。

こんにちは、アリネです。

ここからはいよいよ【第1領域:ファンダメンタルズの理解】に入ります。
第1回のテーマは、CPI(消費者物価指数)。為替に影響を与える“インフレ指標の王様”とも言える存在です。


🔹CPIとは何か?(仕組み)

CPI(Consumer Price Index)は、「消費者が購入するモノやサービスの価格の平均的な変動」を測る指標です。
ざっくり言えば、生活に必要な物の価格が、前と比べてどのくらい上がったか・下がったかを数値で示しています。

日本でいうところの「総務省の家計調査」的な役割を、米国では**労働統計局(BLS)**が担っており、CPIは毎月中旬に発表されます。


🔹なぜ重要なのか?(注目理由)

CPIが注目される最大の理由は、中央銀行(FRB)が金利政策を決める際の最重要参考値のひとつだからです。

  • CPIが高い → インフレが進行 → 金利引き上げの可能性

  • CPIが低い → インフレが鈍化 → 金利据え置き/引き下げの可能性

という連想が働き、為替市場でもドル円が大きく動きます。
特にコアCPI(食品・エネルギーを除いた指標)が注目されがちです。これは、物価の中でも変動の激しい項目を除くことで、“基調的なインフレ”の動向を把握しやすくするためです。


🔹具体的な数値の見方(数値)

CPIの発表では、以下の3点セットが提示されます:

  • 前年比(YoY):前年同月と比べて何%変化したか

  • 前月比(MoM):前の月と比べて何%変化したか

  • コアCPI:食品・エネルギーを除いた数値(上記のYoY/MoMとセット)

たとえば:

🇺🇸 米CPI(2025年7月)
・CPI前年比:+3.2%(予想 +3.3%)
・コアCPI前年比:+3.4%(予想 +3.4%)
CPIが予想より弱く、ドル売り反応

といったように、**「市場予想との差」**が最重要です。


🔹どのように相場が動くのか(仕組み)

CPIが市場予想を上回ると「インフレ懸念 → 利上げ思惑 → ドル買い」となり、
下回ると「利上げ鈍化 → ドル売り」という反応が起こりやすくなります。

ただし、市場は必ずしも理屈どおりに動くわけではありません。
他の指標(雇用統計やPCEなど)との兼ね合いや、FRB高官の発言も影響します。


✅まとめ

  • CPIは「モノの値段の変化」を測るインフレ指標

  • 中央銀行の金利政策に強い影響 → 為替が大きく動く

  • 「コアCPI」「前年比」「市場予想との乖離」に注目

  • 為替は必ずしもCPI単体で動かず、文脈と総合判断が重要


以上、【#01-1】の講義でした。
次回は【PPI(生産者物価指数)】をテーマに、価格の“出発点”に注目していきます。

それではまた次回お会いしましょう。

アリネより。


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Posted by アリネ

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