【書籍レビュー】できるリーダーになれる人は、どっち?
等身大の著者がくれる、“受け入れやすい”リーダー入門
どうも、名ブタです。
今回は林 健太郎さんが書いた「できるリーダーになれる人は、どっち?」というビジネス本を紹介します。
この本のいちばんの良さは――著者が“ふつうの人”として語っていること。カリスマ系の成功談でも、上から目線のコンサル語りでもなく、現場で見て・感じたことをそのまま素直に並べる。だから「理解」より先にスッと“受け入れられる”。読後に、肩の力が抜けたまま一歩出せるタイプのリーダー入門書だと思う。
こんな人に薦めたい
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リーダー像がぼんやりしている
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いま壁にぶつかって足が重い
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難しい理屈よりも、等身大のヒントがほしい
部下を持って人をマネジメントするという事は、とてつもなく難しいです。こうすればいいという明確な答えが無いからです。自分の中にリーダー像の輪郭が見えていない時は、大いに悩むでしょう。正直に言うと一生悩みます。
この本は、小難しい理屈は一切抜きでリーダーとして最初の一歩を踏み出すために最適な良著だと思います。
“受け入れやすい”と感じた理由(ネタバレなし)
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語りが生活圏の目線:観察メモの延長みたいで、説教臭さゼロ。
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結論が人間の手触り:フォロワーを増やす、受け身をやめる、笑顔で接続をつくる――単純だけど、効く。
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距離感がちょうどいい:上司の意図を“翻訳”して現場に噛ませる話も、媚びではなく仕事として描かれる。
とにかく受け入れやすい表現だけで構成されています。
読んで残る抽象メッセージ(中身の具体は伏せる)
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フォロワーを先に増やす:役立つ→信用が貯まる→声が通る。
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受け身はやめる:積極的に発言し、意見を発信する。
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情報は取りに行く:解らないことは勇気を出して聞きに行け。
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笑顔はインフラ:話しかけやすさが情報の入口。
良かったところ/留意点
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良い:著者のキャラが“普通”だから、読者も普通の自分のまま動き出せる。
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良い:第三者視点の「こうしたらいいのに~」が軽やかで、再現しやすい。
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留意:制度設計の深掘りは少なめ。まず日々の振る舞いを変えるスターターとして使うのが◎。
総評(名ブタのひと言)
リーダーは選ばれた人しかなれないのだろうか?
リーダーになる人は人を率いる素質がある人だろうか?
僕はそうは思わない。
リーダーとして悩みに直面した時や、リーダーとは何か?みたいな問いが自分の内に湧いた時にリーダーとしての一歩が始まると思う。
この記事を最後まで読んでいる時点で貴方はリーダーとしての一歩を踏み出してると思うから、どうか良いリーダーになってね。
名ブタでした。
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