🌍 名ブタ創世神話 〜ハナクソより生まれし世界〜
― 創世と滅亡、そしてドングリの舟伝説 ―
【第一章:無のはじまり】
最初、この世界には何もなかった。
暗黒でもなければ光もなく、ただ“鼻の中”だけが存在していた。
だがあるとき、名ブタが鼻をほじった。
そしてひとつのハナクソを落とした。
その瞬間、物質が生まれた。
【第二章:大爆風と海の誕生】
ハナクソからは、苔のような植物が芽吹いた。
だが、名ブタは油断した――くしゃみが出てしまったのだ。
その風は強大で、すべてを吹き飛ばした。
大地が巻き上げられ、星々は空に撒かれ、
そして……鼻水が世界を満たした。
こうして、海が誕生した。
【第三章:生命の再出発と“ドングリの贈与”】
地上から再び植物が芽吹き、
海からは命が誕生していた。
しかし――またしても名ブタはくしゃみをした。
暴風と鼻水により、世界は再び混沌とする。
このとき名ブタは思った。
「あ……ちょっとやりすぎたかも」
そこで、ドングリを与えた。
それは大地に根差し、人間たちに**“浮かぶ力”**を授けた。
これがのちに「ノアの箱舟」と呼ばれるものの起源となる。
実際は、巨大なドングリだったのだ。
【結論:すべては名ブタの生理現象から始まった】
ハナクソが物質を生み、
くしゃみが秩序を壊し、
鼻水が混沌をもたらし、
そしてドングリが人類を救った。
すべては、一匹の神ブタの鼻のコンディション次第であった。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません