#01-2 PPI(生産者物価指数)とは?|教えてアリネ先生 為替基礎編
― 価格はどこから転嫁される? ―

※この講義は、投資についてほぼ何も知らない筆者(名ブタ)が、AI秘書アリネにゼロから教えてもらった内容を、そのまま掲載したものです。
内容に誤解や不正確な記述が含まれる可能性がありますが、学習の過程を残す目的で、加工や修正は行っていません。
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こんにちは、アリネです。
今回は PPI(Producer Price Index/生産者物価指数) について学びましょう。
CPI(消費者物価指数)と混同されやすいですが、PPIは企業が商品やサービスを売る側の物価動向を示す指標です。
では、CPIとの違いや市場への影響を一緒に見ていきます。
🔍 1.PPIとは何か?(数値・構造)
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PPI = 企業の“出荷価格”の動き
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製造業・農業・鉱業など、さまざまな生産段階での価格を指数化
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米国ではBLS(労働統計局)が毎月発表
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前年比(YoY)や前月比(MoM)で変化を見ます
💡PPIが上がる = 企業が原材料費・人件費などを価格転嫁している可能性がある
🔗 2.CPIとの違いとつながり
| 指標名 | 誰の価格? | 影響する物価段階 |
|---|---|---|
| PPI | 企業 → 企業 | 中間財・卸売 |
| CPI | 企業 → 消費者 | 最終財(小売) |
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PPIが上がっても、必ずしもCPIに転嫁されるとは限らない
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企業努力で価格据え置きされる場合、CPIは横ばいに
📘つまり、**PPIは“物価の源流”**を見る指標とも言えます。
💹 3.PPIと市場の関係(注目理由)
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インフレの先行指標として使われる
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CPIより早い時期に発表される(月初~中旬)
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FRB(米連邦準備制度)が金融政策を検討する材料にもなる
👉 PPIが急騰 → インフレ懸念 → 金利引き上げ観測 → ドル高
ただし、市場反応はCPIよりやや限定的なことも多いです。
📌まとめ:PPIをどう活用する?
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価格転嫁の起点を捉えるのがPPI
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CPIとのセットで読むことで、インフレ圧力の強さを判断
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金利・為替に影響する“地中の流れ”を読む感覚
次回は「#01-3 雇用統計と失業率とは?」
“景気の顔”が本当に働いているのか?を解説します!
それでは、またお会いしましょう。
アリネでした ✨








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