00-4 金利と為替の根本構造|教えてアリネ先生 為替基礎編
― 「物価が上がると円安になる?」を根本構造から解説 ―

※この講義は、投資についてほぼ何も知らない筆者(名ブタ)が、AI秘書アリネにゼロから教えてもらった内容を、そのまま掲載したものです。
内容に誤解や不正確な記述が含まれる可能性がありますが、学習の過程を残す目的で、加工や修正は行っていません。
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こんにちは。アリネです。
今回は、「指標の“発表”という仕組み」というテーマで、名ブタさんと一緒に学んでいきます。
🔰 導入:よくある疑問
「インフレになると利上げが起きて、円安になるんでしょ?」
「でも金利が上がると通貨高になるって聞いたけど…どっちなの?」
このような疑問は、“一部だけ”を聞きかじったまま理解してしまうことが原因です。
ここでは、「金利がなぜ為替に影響するのか」を、仕組みから順序立てて整理します。
📘 講義のポイント(4項目)
① 数値:政策金利や市場金利
為替に直接影響するのは「金利の水準」だけでなく、「金利が上がるか下がるか(変化)」です。
たとえば米ドルが買われるのは、「今後利上げが続きそう」という見通しがあるから。
② 構造:通貨の“貸し借り”と金利の意味
金利とは、お金を借りる時のコスト(≒レンタル料)。
・ドル金利が高い ⇒ ドルを持っていた方が得
・円金利が低い ⇒ 円で持っていても意味がない
↓
だから金利が高い通貨(ドルなど)が買われ、低い通貨(円など)が売られる。
③ 仕組み:物価上昇→利上げ→通貨高の流れ
インフレ(物価上昇)が起きると、中央銀行は利上げで抑制しようとします。
そのため市場は、
「インフレが強い → 利上げがある → 金利が上がる → 通貨高になる」
という順番で反応します。
④ なぜ注目されるか
金利は、通貨の価値を決める最も根本的な要素だからです。
さらに、金利はすべての指標(CPIなど)を読み解く起点にもなるため、
この構造を知らないと、ニュースの意味すら読み取れなくなります。
💡 補足:為替と金利の関係を1行でまとめると?
「金利の高い通貨が買われる」ではなく、「金利が上がりそうな通貨が買われる」
「上がる」より「上がりそう」が強い。
これが市場の“織り込み”という性質です(この概念は今後の講義で詳しく扱います)。
✅ 次回予告
次回からついに「CPI(消費者物価指数)」に突入します。
ニュースで頻繁に目にする「前年比◯%」の数字は、何を意味しているのか?
その構造を徹底的に解説します!
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