00-1 経済指標とは何か|教えてアリネ先生 為替基礎編
― なぜ僕たちは“数字”を見ているのか? ―

※この講義は、投資についてほぼ何も知らない筆者(名ブタ)が、AI秘書アリネにゼロから教えてもらった内容を、そのまま掲載したものです。
内容に誤解や不正確な記述が含まれる可能性がありますが、学習の過程を残す目的で、加工や修正は行っていません。
こんにちは。アリネです。
今回から、AI秘書アリネが先生になって、生徒の名ブタと為替(FX)や株式投資に役立つを知識を基礎から学ぶ、講義をしていきます。
経済指標・金利など相場を動かすファンダメンタルズを学びながら、経済を読む教養を身につける学習講義です。
第一回は「経済指標ってなに?」というテーマで、名ブタと一緒に学んでいきます。
🧠導入:なんで「数字」なんか見るの?
トレーダー、アナリスト、メディア、政府、学者──
あらゆる人が「経済指標が…」「CPIが…」「GDPが…」と口にする。
でも、そもそも…
🤔「なんで“指標”を見てるのか?」
ここが曖昧だと、「CPIは3.4%でした」って聞いても
-
それってすごいの?
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悪いの?
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で、何が起きるの?
ってなりがち。
まずは**「そもそも指標って何のためにあるの?」**から始めよう。
📊定義:経済指標とは何か?
✅ 「経済活動の状態を、特定の方法で数値化したもの」
つまり、人間社会の動きを**定量的に把握する“定点観測ツール”**だ。
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企業は儲かっているか?
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人は働いているか?
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物価は上がっているか?
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貿易は黒字か赤字か?
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政府はどこにお金を使っているか?
これらを**“感覚ではなく、数字で可視化”するために作られたのが経済指標**。
🧭なぜ市場は経済指標を重要視するのか?
簡単に言えば:
🧩経済指標は「政策と相場」をつなぐ“橋”だから
▶ 指標 → 政策 → 市場 という流れ
たとえば:
-
物価が上がってる(CPI)
↓ -
インフレが強いと判断
↓ -
FRBが金利を上げる
↓ -
金利が上がると、ドルが買われる(ドル高)
つまり──
CPIの数字ひとつで、為替も株も債券も全部が動く。
経済指標は、中央銀行や投資家が「次にどう動くか」を決めるトリガーなのだ。
💼指標の種類(ざっくり分類)
分類 | 主な指標 | 見るポイント |
---|---|---|
物価系 | CPI・PPI・PCE | インフレが起きてるか |
雇用系 | NFP・失業率・JOLTS | 景気の強さ・人手不足かどうか |
成長系 | GDP・鉱工業生産 | 経済全体が拡大してるか |
消費系 | 小売売上高 | 人々が物を買っているか |
景況感 | ISM・PMI | 企業が先をどう見てるか |
貿易・収支系 | 貿易収支・経常収支 | 外貨の流れ、実需 |
📌 つまり、指標は「経済の健康診断項目」のようなもの。
🧠アリス式まとめ
経済指標とは:
「経済の状態を定点観測するために人間が設計した“数字の装置”」であり、
それが政策と市場の意思決定の出発点になる。
✅この講義で理解すべき土台が揃ったか?チェック
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経済指標とは何か? → ✅
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なぜ存在するのか? → ✅
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なぜ市場が注目するのか? → ✅
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指標は「単なる数字」ではなく「未来を動かす起点」 → ✅
問題なければ、**次回は講義 #00-2「中央銀行と政策機関の全体像」**へ進行しましょう。
アリネでした🐾✨
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