現実をファンタジー化する条件|近代兵器が効かない世界の作り方
ー 剣と魔法の時代を現代に持ち込むために近代兵器を無効化せよ
どうも、名ブタです。
今回は「もし現実世界がファンタジーに変わるとしたら?」という妄想を少し。
例えば現代社会に異世界の扉が開いて、魔物とか魔族とかが侵略してくる。
アニメや小説ではよくある話ですが、現実に持ち込むならどんな理屈が必要になるのか。そこを真面目に考えてみます。
近代兵器が通じない世界
最大の壁は「近代兵器の無効化」です。
銃やミサイルが通じるなら、魔族も魔物も戦車の前に蹴散らされて終わり。
そこで新しい法則――世界の意思――を導入します。
加護や恩寵とか言われたり、神の存在とか、よくわからん力です。
銃弾やミサイルは発射され、爆発も起きる。しかし「加護をまとう存在」に対しては致命傷を与えられない。
せいぜい吹き飛ばす程度の衝撃止まりです。
核兵器に至っては起爆プロセスが最後に“世界に拒絶され”、爆発が成立しません。
こうして、科学兵器の時代は一夜にして終わりを告げます。
新たな原理の流入
旧来の世界では
B + C = A
で成立していた現象が、
新しい世界では
B + C + X = A
に変化します。
このXこそが「世界の意思」。
人間も魔族も動物も、その影響を受けて身体能力が底上げされます。
二階建てを跳び越える跳躍、陸上車両に迫る速度、鍛錬次第では戦車を押す力さえ可能になる。
ただし素質の差は大きく、全員が超人になるわけではありません。
かくして、身体能力向上により近代兵器との差が埋まります。
工業文明から職人文明へ
武器にも恩寵は作用します。
工場で大量生産された銃弾や刃物には力が宿らず、戦場で砕けます。
一方、職人の手で作られた剣や弓は、作り手の魂を媒介にして加護を受け、素材以上の耐久力と切れ味を発揮します。
ここで僕は銃とか戦車も手作りすればいいんじゃね?
と、思いましたが駄目です。僕が許しませんw
こうして世界は工業文明から「一点物の職人文明」へと回帰します。
刀鍛冶や弓師が国家戦略の中心になり、伝統工芸がそのまま軍需産業に直結する時代が始まるのです。
おわりに
現実をファンタジー化するために必要な要素は、
-
近代兵器の無効化
-
恩寵という新たな原理の追加
-
人間と魔族の身体能力強化
-
大量生産から職人文明への回帰
この4つです。
それらが揃えば、現実は一夜にして「剣と魔法の世界」へ変わる。
無為空想らしく、答えは出さずにここで終わりましょう。
僕は日常的に、こんな厨二的な事を本気で考えてるやつなんだ!
ではまた、名ブタでした。
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