中古で導入したノートPC:富士通LIFEBOOK U938/T・U938/SをWindows 11で快適化した方法
― Excelフリーズ・ディスク100%を解消!業務PCを軽快に使うための実践手順 ―
どうも、名ブタです。
今回はパソコンにまつわる雑学。PCトラブル解決ネタです。
名ブタはいわゆる会社のPCに詳しい人カテゴリに属しているので、一人情シスみたいな事もやってたりします。
会社で購入した中古のB5サイズのノートパソコンがやけに動作が重かったので改善した話。
富士通 LIFEBOOK U938系
購入したのは富士通 LIFEBOOK U938/T と U938/S です。
- CPUはcorei5の8000番台
- メモリ20GBに増設(標準仕様だと12GBまでなので増設されてる)
- SSD500GB換装済
- Windows11
- B5サイズ(13.3インチの画面サイズ)
ザックリいうとこんなスペック
在宅ワークの普及が進んでから中古PCも品薄感があるんだけど、まぁ普通に使う分には十分。
メモリは8GB以上あればいいから、あまり重視してない。
この機種を選んだ最大の理由はスペックとかじゃなくて軽さ。
持ち運び前提で探したので、軽いノートパソコンって所で富士通・VAIO・HPあたりで探しました。
マイクロソフト Surface(サーフェス)は以外と重いんだけど、割り切ってタブレットサイズの10.5インチの画面サイズでもOKってことならSurface Goでもいいと思う。
症状と原因
商品が届いて、セットアップしている時には気づかなったけど、
こういった常時発生しないようなPCの不具合というのはアプローチしづらい。
そこで症状を再現する手段というのがとても重要。
症状は動作が重い。全てにおいて何か重い。
だけど、常時発生してる症状じゃない。
そこでどこに原因がありそうか原因を探っていった結果、
これだろうという改善のガイドとすべき症状が以下。
-
タスクマネージャーで起動直後からディスク100%
-
Excelの動作がフリーズしてんのか?ってほど重い
-
右クリックでのメニュー表示が遅い
最初は「win11との相性?」「SSDが粗悪品か?」とか色々疑いました。
実際は Windowsのサービスが原因でした。
SysMainの停止で改善
結論から言うとSysMainというwindowsの機能を停止して劇的に改善。
sysmainとは何かというと、AIの回答が以下
Windowsの「読み込みを高速化する機能」で、利用予測に基づいて頻繁に使うプログラムやデータを事前にメモリに読み込み、PCの動作を速くします。かつては「Superfetch(スーパーフェッチ)」と呼ばれていました。SSD環境では不要とされることもあり、ディスク使用率が高くなるなどの問題が生じる場合は、無効にすることで改善が見られることがあります。
なるほど、常時動いていそうだ。
ディスクアクセスを圧迫するSysMainを無効化。
一度、再起動なりスリープにするなりして起動してから、タスクマネージャーでディスクを確認。
常時100%だったディスク使用率が安定し、動作が一気に軽くなりました。
【SysMainの無効化手順】
コントロールパネル → 管理ツール → サービス
※win11だと少し名前が違うかも。
と進んで、sysmainを探して、停止してから無効にするだけ。
そのあと、再起動。
念のためやっておいたこと
インデックスオプションでデスクトップを対象から外す。
インデックスオプションはファイル検索を早くするのにインデックスが作成される機能だけど、たぶん常時動いてそうだしデスクトップなんて検索しないから対象から外した。
コントロールパネル → インデックスオプション
変更でデスクトップを探してチェックを外す。
詳細設定で再構築
おわりに
今回の方法はLIFEBOOK U938シリーズに限らず、中古のWindows 11 PC全般に有効です。
「SSD換装済みなのに重い…」という人は、ぜひ試してみてください。
以上、名ブタでした。
下記のリンクは僕が買ったのとはちょっと違うのだけど、売り切れてたから似たスペックのを貼っておく。
メモリが8GB少なくて12GBだけど、8GB以上あれば当面不満無く使えると思います。
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