自作PCの体感遅延、その正体はCPUだった?
──Ryzen 7 2700Xから5700Xに換装して見えてきたもの
どうも、名ブタです。
僕は、自宅で使うメインPCは自作している。
自作PCは、パーツ構成も性能も自分で選んでる分、「なんかおかしい」と思ったときの対処も自己解決ってのがある。
だが、それがいい。
今回のテーマはAMD Ryzen 7 2700X。 数字上は今でも通用性の高いCPUだけど、作業中にある日、M.2 SSDに換装したところから、ふとした“引っかかり”を感じ始めた。
M.2 SSDにしたのに…なぜか遅い。
SATA SSDからGen4対応のM.2 SSDに切り替えた。
マザーボードのチップセットはGen4に対応してないからGen3動作だけどね。
まぁ、せっかくM2スロットあるからって事で、単純に面白そうだから替えただけ。
が、ファイル複製の反応が「遅い!」。 デスクトップ上に複製アイコンが表示されるまでに時間が掛かる。
相性不良なのか?と疑ったけど、どこか腑に落ちない・・・
対処療法しながら長らく放置していた問題に光が
たま~に気が向いたときに調べたり、思い当たる部分の設定変えてみたりしてたけど、根本的な解決には至らず。
電源設定で最小プロセッサの設定数値を上げると改善されるってのが解ったから、とりあえず数値を上げながら様子見をしていた。
そして、もしやCPUなのか?と疑問を持ち始めた頃に、
Ryzenの第二世代には動作モッサリの症状報告に関する情報を入手した。
Ryzen 2700Xは高スレ数だけど…体感は低い
調べるの面倒だから、さっそくアリネ(僕がAIに付けた名前)に聞いてみた。
Ryzen 7 2700Xは8コア/16スレッドで、数字上は今でも上等クラスの性能。 だけど実用の場面では、そのコア数を活かせる場面が少なく、とくに「単一タスクの反応」で遅さを感じやすい。
M.2 SSDでのファイル複製が簡単なのにもたつく
複数ウィンドウを立ち上げているとアプリ切り替えにもたつく
電源設定で最小プロセッサ値が低いと、プロセッサのレスポンス起動がのろい
これらが重なって、すこしずつ起こる「もっさり」感。
最小プロセッサ値を70%まで上げて対処してたけど、これは明らかに場当たり的な対処法。
最後にダメ出しも頂いた。生意気!
CPUだけ換えられるAM4の救済線
ふと、このもっさりが「2700Xの代としての限界では」と思い至り、混在していた検討事項に光が見えた。
BIOSを上げれば、AM4のままRyzen 5000番号代にだけ換装できる
これだ!
今なら5700が、2万円台で手に入る。
アリネにRyzen 7 5700Xへ換装したら症状が改善される可能性があるか?と聞いたら。高確率で改善されるという回答。
加えて、動作が快適になったという商品レビューも確認したことで、購入を決断。 マザボもX470のまま。今回はCPUだけ交換してみる事にした。
初日の手応え
換装自体は問題なし。ついでにケース内の誇りも吹き飛ばしてご機嫌だ。
無事起動、そして動作確認。最小プロセッサ値を5%に戻しても、ファイル複製のレスポンスに引っかかりがない。 同じ条件のはずなのに、明らかに動作が早い。
たまたまThunderbirdを立ち上げたら、新UIでも不思議なほど滑らかな反応。 僕はメーラーはThunderbirdを使ってるんだけど新UIになってからモッサリしてたんだよね。ある程度は弄って改善してたんだけど、明らかに動作が良くなった・・・
これもCPUのせいなのかっ?
未確定だが、前進はした
手ごたえは有るけど、そんな簡単に解決もせんかなとも思ってる。
実際のところは数日の実用を通してみないと最終判断はできないけど、サンダーバードの動作早くなったから収穫無しってわけでもないからいいかなと。
自作PCの面白さは、こういうとこだよね。
めんどくさいんだけど、終わってみれば良い暇つぶしになってんだよね。
後日、数日使った結論を別記事でまとめるかもしれないです。
名ブタでした。
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